◇予期せぬ一騎打ち!?凛道蓮も菅原凛も大前進!!◇

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「基本は性別・年齢・国籍のご報告で~あとはオプション料金で性格や容姿もわかりますよー♪します?」 「せんわい!!誰がするか!?」 「おやおや、お金で安心が買えて、解決できるというのに~」 「そんなことせんでも、毎日供養してるから竜憲兄上は幸せじゃ!!」 「じゃあ、LEONさんは閉店しまーす♪」 ドサッ!! 「烈司さん!?」 「烈司!!」 笑顔で宣言したと思えば、長椅子に倒れこんでしまう占い師。 「瑞希お兄ちゃん!烈司さんが!!」 「うわ~久々に、限界突破したみたいだな・・・」 「ど、どういうことじゃ!?」 「申し訳ない、鳥恒さん。烈司は、視る対象者の徳が高ければ高いほど、悪ければ悪いほど、ダメージを受ける体質なのです。」 「そっか!!竜憲兄上、徳が高いもんな!!そーか、そーか!!さすが竜憲兄上♪ははははは♪」 「うう・・・きもちわりぃー・・・高野湖亀と皇室の闇の悪行がまとわりつき過ぎて、強烈に酔う・・・!」 〔★烈司はノックアウトされ、鳥恒光憲は大喜びしている★〕 「と、とりあえず!鳥恒先生が、皇室からの尾行をまけてよかったです!」 「つーか、大丈夫ですか、師範!?皇室に目をつけられるってヤバくないすか!?よくわかりましたね!?」 「ああ・・・今回の檜扇未子の件は、宮内庁にも伝わったと、宮内庁に勤める友人が教えてくれた。」 「え!?人脈スゴイですね、鳥恒先生!?」 「ムダに長生きしてないからな。ここだけの話だが・・・宮内庁は平成の時代から、現在の天皇&その他の宮家派と上皇夫婦&弟宮派に分かれている。」 「えっ!?なぜ、二分されているのですか!?」 「上皇妃が原因だ。上皇妃が今上の妻である皇后陛下を憎むあまり、皇室が2つに分かれてしまった。おまけに、弟宮の妻は、元々天皇の妻になりたかった女で、こちらも皇后陛下を憎んでいる。意見が一致した上皇妃と弟宮の妻は協力して、天皇一家を排除しようとしているのだ。」 「そんな!?それじゃあ、いじめじゃないですか!?」 「いじめだ。いや、いじめというより、上皇妃が権力を掌握している限り、天皇御一家は理不尽な扱いを宮内庁から、総理大臣を筆頭とした政界から、嫌がらせをされ続けている。」 「鳥恒先生は・・・・どうしてそこまで、詳しく知っているのですか?」 「・・・部落出身の友人は、扇様に仕えていた。」 「扇様?」 わからなかったので首を傾げれば、鳥恒先生は教えてくれた。
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