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拓真は頷いた
それだけで俺には充分だった
「なんで俺を狙ってるのかがわからない」
「その銀髪だよ
希少価値がある存在は金髪か銀髪になるって言ってた」
それでわかった
あの時の奴らのやり取りの意味や、誕生日を聞かれたことが…
「それ、拓真はいつから知ってた?」
「お前と関わるようになってスグだ
あのクソ親父はそういうことの情報は早い」
「なのに、俺を売買道具にしなかったのは何で」
「お前は俺が守ってきた人達と同じくらい特別な存在だから」
「…」
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