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「そういう感情はまだある
親父のやってることに加担してるし、強者でいるために色々しでかしてるけど…
腐りきってるわけじゃない」
「ごめん……
厄介な荷物抱えさせることになって…
負担になるつもりはなかった」
「俺はお前のその素直さに癒されてる
可愛いくていい」
「…」
「腹違いの弟もそんな感じなんだ
やたら素直で可愛げがある
俺は、俺が守ってる誰かたちだけでも幸せに生きてくれたら、それでいいんだ」
「俺も？」
「廉十も」
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