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時代はまだ悪優勢の暗黒時代真っ只中
その時代を変えるために動いてたメンバーがいて、俺はその1人で、いつか街が変わるだろうことも、リーダー格である奴が拓真を悪の道から引きずり出して仲間に引き入れようとしてたのも知ってたから、あの言葉が言えた
この街が変わると同時に、俺と拓真の関係も変わることを願ってた
「廉十」
「もう来ないかと思ってた」
好きだよ
好きだったよ
俺が俺らしく過ごせるのはお前といる時だけ…
それは拓真も同じだと思ってたのに……
違ったんだな
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