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「可愛げ無いとこが無事でよかった」
「どーいう意味だ」
「まんまだよ」
笑うような奴じゃなかった
誰かを思って優しい雰囲気出す奴でも
たった1人との出会いですっかり心を入れ替え
次第にただのいい男になり下がってゆく
腐り切ったあの時代からの奴を見てきたからか
その変化を目の当たりにするたびに心は軋み
悲しさを感じさせた
それに何度切れたって、ふとした瞬間にまた繋がることがさらなるツラさを生む
途切れない関係は不毛な悪循環でしかないというのに…
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