5人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
奴との間にあるのは自分にも理解できない不思議な感覚だった
奴に甘やかされて抱かれて戻ってくる冷静さと落ち着き
俺にとってそいつの存在は、まるで精神安定剤みたいなものなのかもしれない
まぁそんなこと認めやしないし、何度繋がったって俺らはまた離れる
何事もなかったように、それぞれの時間を生きるんだ
でもこの瞬間だけは、俺と奴の2人の時間だ
他の誰も想像つかないだろう緩くも甘い時間
「ッん……は、はぁ…
イくッぁ、ん……は、はぁ」
背中から丸ごと抱きしめられて
「大丈夫か?」
って囁かれる
最初のコメントを投稿しよう!