make love

2/31

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
まだ幸せだった頃に遡る 悪が蔓延っていた中央区。 今では暗黒時代と名付けられてる悪優勢の時代の頃だ その時代にしては珍しく幸せな家族の末っ子として生まれた 父親はあの時代では数少ない医者で、そのおかげもあって強者たちも俺たち家族には何もしてこなかった 医者といっても、正式な医者じゃない 父親にあった異端virusの治癒能力が他人に効果があるというだけの話 だけど、それでも他人を治せる能力は貴重だったんだと思う 特に強者にとっては、なくてはならない存在 だから俺もやたらと可愛がられてた記憶がある
/116ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加