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『残念だったな
アンタの引き際はすごく惨めで可哀想で仕方がないよ
これからは俺が生かしてあげるからな?』
大切な人への欺きはその人の為になる
罪悪感も後悔もしない
自分を可愛がってくれて育ててくれた元リーダーへの制裁って仕打ちを、仲間内の奴らは知らん顔で見ていた
頭脳派紫龍は扱いづらく厄介
賢さを武器に立ち回る
そんな紫龍のリーダーは蜂須賀廉十
アイツだけは敵に回すな
アイツにだけは安易に近づくな
操られて喰われる
誰もが俺の前じゃ無になる
それか、はなっから見ないし関わってこない
烏童さんと俺にあったものを引き裂いた桜澤以外は……
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