5人が本棚に入れています
本棚に追加
/116ページ
あの当時はそんなこと感じてもいなかったが、奴への憎しみと恨みは長年の敵対が証明してる
今となってはどう否定しようもない
自分すらうまく操れた俺だから、そんな人間臭い感情を無意識に蓋をしてたんだろう
でも、だからこそ
桜澤が何度直に乗り込んできて対峙しても、罠は仕掛けなかった
『蜂須賀、昨日は楽しい時間をどうも』
桜澤が覇者なら、俺は独裁者って比喩されてたっけ
懐かしいな……
『次はどんなのがいい?』
『どんな作戦で来ようが、そんなもん俺には通用しない』
最初のコメントを投稿しよう!