別れの時1

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別れの時1

私は、ある埋め立て地の商業施設にやって来ていた。 日は暮れ、辺りは真っ暗になっている。 私達は、別れる事を選択した。 明日には、2人違う道を歩み始める事になる。 最後に、どうしても見せたい物があると、ヨシタカさんに言われ、 ここにやって来たのだ。 それは、いかにも、大倉庫と呼べる物に近い。 「この施設だ。」と、ヨシタカさんの車で、ここに来た。 「え、これが施設なの?」と、 大倉庫を見上げながら言った。 施設という割には、明かりが殆どない。 ヨシタカさんは、黒いカードを、扉の前で翳し、 頑丈な、鉄の扉を開けた。
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