プロローグ

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プロローグ

小春日和の穏やかな日差しを浴びてきらりと輝く黄色い果実。 子供たちが駆けまわる庭にある、たわわに実をつけた一本の木を見つめる。 花言葉は豊麗、唯一の恋、優雅。 ……うーん、なんか違うな。 呑気で大らかでパンダみたいだもん。 「会いたいね、リンリン」
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