小さくなりたい
1/1
読書設定
目次
前へ
/
1ページ
次へ
「ポケットサイズくらい小さくなりたいな」 自分のポケットに手を突っ込みながら言う彼女。 「どうして?」 「だって、ポケットの中ってあったかいじゃない。移動も楽そうだし。それにね」 「それに?」 ふふっと笑って、ポケットから手を抜き出すと、今度は僕の上着のポケットにその手を入れる。 「いつでも好きなときにあなたの顔が見られるじゃない?」 その数秒後、僕は彼女に告白した。
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
94(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!