きっと貴方は死神

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 そんなことを思っていた俺であったが、翌日少し腹を下しただけで、今もピンピン生きている。優しいあいつのことだから、俺のことをまたしても殺しきれなかったのだろう。  仕方がない。あいつが言ってたようにゆっくり生きて、のんびりくたばってやろう。  それまでどうか、そっちの世界で元気で待っててくれ。
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