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「次は美咲の番ね」
「は〜い」
3人の友達でテーブルに置かれたガラスのコップと対峙している。
美声でコップを割るチャレンジ、やってやろうじゃない。できるわけないのだから!
「ア〜〜……♪」
『ガシャン!』
大きな音がした。
コップが粉々になっている……。
「お客様?!」
「あ……えっと」
どうすれば良い。まさか、罰ゲームとはいえ本当に割れるとは思わないじゃない
この、十万円もするガラスのコップだった粉々のガラスを前に、私は冷や汗と震えが止まらなくなった。
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