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「全く、こんな変な事になっているのだったら起こしてくれないと困るよ」
「てめぇ、起こしても起きなかったじゃないか!」
「起こし方が悪い!」
「だったら次は愛を知らない悲しい勇者神に遥かな眠りの旅を捧げてやるよ!」
「なんだ君は? 君も我が教団の邪魔をしようとする気かね?」
「勇者神ヴァルキリーとしてお前たちの悪事を見逃しておくわけにはいかない!」
「なるほど、勇者神か。ならばより我々の邪魔な存在というわけですね。私の速さについてこられますか?」
ダーガオンιはオレウルスPFに急接近する。
「別に私が速くなる必要は無い。イチイバルバインド!」
オレウルスPFの持つイチイバルアローから蔦が伸びてダーガオンιを締め上げる。
「ぐっ!」
「やる時はやる私なんだ。頼りにしろよ」
「ポンポンコツって訳じゃ無いみたいだな。空気は読めないがな」
「空気入れるものだろ? さぁ、ティルフィングレート、後は任せるぞ」
「おうっ! カノディストラクション!!」
ティルフィングレートはティルフィンブレイドをダーガオンιに突き刺し、ダーガオンιを燃やし尽くす。
「ぐああああ!!」
「これで終わりだぜ」
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