第1章

4/6
前へ
/126ページ
次へ
「…………!?」  家が焼ける音が響く中、少年は何か呼ぶ声が聴こえた。 もしかしたら自分以外の生存者がいるのかもしれない。 そう思った少年は声の聴こえる方向へ走り出した。  声が聴こえたのはある建物の中だった。 それは神殿。 神官は巨人に殺され、悲惨は遺体が転がっていた。 建物は壊され、今にも崩れそうだった。 だが、この中から声が聴こえる。 小さな声で誰かを呼ぶように声が聴こえる。 少年は神殿に足を踏み入れた。 そして、神殿の中に地下へと繋がる通路を発見した。
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加