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アーティファクトブレイブの生産工場に来たオレウルスは所長を務めるドヴェルグのガンダルヴに工場を案内してもらっている。
レクルは興味無いと一緒には来なかった。
「凄い! これ程までに大規模なアーティファクトブレイブの生産工場、他にありませんよ。それにこんな大きなアーティファクトブレイブが完成したら小さな石に収納されるなんてやはり科学と魔法の技術の結晶ですね」
「あくまでも戦う力の無い人間やドヴェルグが巨人に争うための力。ですが、悪しきドヴェルグが己の力を誇示する為、そして人間の欲望の為に利用されるアーティファクトブレイブも存在してしまいます。我々は常に頭を悩ませています」
「使う者次第ですね。ここに並ぶアーティファクトブレイブが良い事に使われる事を願います。それで、あの、ワンチャン私をモチーフにしたアーティファクトブレイブもあったりしますか?」
「ええ。あなたは寒冷地での戦いがお得意と聞いております。寒冷地仕様のウルブレードやその上位機の寒冷地専用機ウルボーダーにあなたのご活躍を参考にさせて頂いております」
「そうか。やっぱり自分をモチーフにしてくれるアーティファクトブレイブがあるのは嬉しいな。ははは! ん? あれは?」
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