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ーービービービー!
突然工場内にサイレンが鳴り響く。
「所長、大変です!」
従業員のドヴェルグがガンダルヴの元に慌ててやってくる。
「どうした? 何かトラブルか?」
「はい! ケーニッヒファフナーが魔力暴走を起こしています!」
「何? それは大変だ! すぐに従業員の避難を。それと……やむを得ない、ケーニッヒファフナーの撃墜を!」
「はいっ!」
工場内に緊急の放送が入る。
「所長、まさか巨人の仕業では?」
「いや……お恥ずかしい話ですが、研究の失敗が原因です。ケーニッヒファフナーの魔力は制御する事が難しいのです」
「そうですか。撃墜するのは残念ですが、私も協力致します」
「ありがとうございます。オレウルス殿、実はあなたに託したい物があります」
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