第8章

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「なんだなんだ、ありゃお前達の大将のカイザーファングラムみたいじゃないか?」  ティルフィングレートが召喚されてやってくる。 「ティルフィングレート、来てくれたのか!」 「あれは巨人の仕業か?」 「いや、研究が失敗して魔力暴走したらしい」 「なんだそりゃ! 俺の事を最悪の魔剣といっておいてなんつー危険なモノ造っているんだよ! どこが良心的なドヴェルグだ! 全く!」 「とにかく、被害が出ない様に食い止めるぞ」 「ああ! ティルフィンブレイド!!」  ティルフィングレートはティルフィンブレイドを構える。 「私も、カンダルヴさんから託された新たな力を使おう。リディルソード!!」  オレウルスPFは新たな剣を構える。 「お、お前も剣を手にしたんだな?」 「ああ。デビュー戦といこうか」  それに対してケーニッヒウルブレードも尻尾を分離させた鋸状の剣ケーニッヒセイバーを構える。 「皆揃って剣勝負といこうじゃないか!!」
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