15人が本棚に入れています
本棚に追加
あまり知られていませんが、宇都宮城主だった宇都宮氏は500年に渡って下野国の領主でした。
そして、百人一首の誕生に関わっています。
五代目の宇都宮頼綱は鎌倉幕府の執権、北条時政の娘婿だったのですが、謀反の密告書が幕府に届いたため出家、隠居しました。当時、28歳。
北条義時が無実を認めたので死罪にはならなかったそうです。
その後、頼綱は藤原定家と親交を深めて子ども同士を娶せることになるのですから、生き延びられて良かったですよね。
少し歩いて、松が峰教会にも寄りました。
ちょっとゴツゴツしたこの石材、大谷石です。
松が峰教会は全て大谷石で作られたカトリック教会なのです。
加工しやすく燃えにくいのが大谷石の特徴で、旧帝国ホテルの建材にも使われていました。
関東大震災にも東京大空襲にも耐えたことで有名になりました。
この日は、ミサも結婚式もなかったため、内部の見学ができました。
半円アーチが随所に使われているので、ロマネスク様式だと思うのですけど、自信はないです。
ここからさらにデパートまで歩いて、ハゲ天の天ぷら弁当を買って帰りました。
関東では紅しょうがの天ぷらをなかなか食べられないので、ハゲ天に行くと必ず買います。
好きなものを食べられるって幸せ~。
最初のコメントを投稿しよう!