情報〜予備知識1〜

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情報〜予備知識1〜

●光落夜 20XX年7月7日に発生した、7色の光が世界を覆い、以降の異能発生を招いた出来事のこと。 なぜ、何が原因でおきたのかは研究が進んでおらず、異能の原理と合わせて研究者を大いに苦しめている。 ●異能 超能力とも。選ばれた人類に発現した超常の力であり、世界を混沌に導いた諸悪の根源。 ・夢の中に七神のどれかがランダム現れ、授ける。 ・どんな異能が手に入るかはわからない。 ・一柱以上から異能は受け取れない。 というルール存在するが、逸脱することはよくある。 異能を持たない人々が使用していたEnvious(羨ましい)という名が定着し、エンビアスあるいはエンビと呼称される。 エンビアスは異能の発現だけではなく僅かな身体能力向上もみられる。 ●七神 光落夜ののち人々の夢枕に現れた七柱の異形の存在。前述の通り人類に異能を与えた。 七神にはそれぞれ名前があり ・アライチ ・セルフニ ・タマサヒ ・トナワシ ・ホノスメ ・モウレキ ・ワエミネ と呼ばれている。 目に見える奇跡をもたらした彼らの出現により、既存の宗教は追いやられ、各地で七神を祀る宗教が勃興した。 ●第六次異能戦争 20年前に終結した、異能犯罪者集団と様々な勢力の連合軍が衝突した最終決戦のこと。 第五次異能戦争をへて海洋に追いやられた犯罪者集団が大艦隊を率いて南アメリカ大陸へ侵攻し、総力戦となった。 不死身の怪人、謎のサムライ、伝説のルチャドール、異能喰らいなどの活躍により艦隊は上陸することなく壊滅し、光落夜直後より悪のカリスマとして君臨していた「プレジデント」の死によって長きに渡る戦争は終わりを告げる。 現在も異能犯罪自体は無くなりはしないものの社会は着実に復興しており、生活水準は光落夜前に近づきつつある。
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