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丸い円の中に小さな文字が少しずつ描き起こされていく。
今までに見たことの無い文字だった。
長々と綴られる文字。
そして、何かを唱える神。
神の声が止んだと共に円の中の文字も止まった。
少しして、円が光って消えた。
それと同時に視界が消えた。
何が起こったの分からなかった。
けれど、目を開けてみれば眩しい光が目に映り、体が浮いた。
「元気な女の子ですよ」
その言葉と共に理解した。
新しい未来という言葉は転生することを指していたのだ。
記憶は残ったまま。
私はまた1から新しい人生が始まるのだ。
一体どこで七都と出会えるのだろう。
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