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「ギャーーーーーー!!ドラゴンよーー!!」
「ドラゴンがきたーーー!!」
「ドラゴン怖いぃぃぃぃーーー!!」
「ドラゴンあっち行け!!」
「おいドラゴン!!何しに来たんだ?!!」
「またドラゴンがこの街を襲いにきたのか!!」
「ドラゴンの奴!!また人間を食おうとしてるな?!」
「おいドラゴン!!俺を食っても美味しくねぇーーーぞ!!」
「王の軍隊はどこだーー!!早くドラゴンを退治してくれーーーー!!」
突如、街に現れた巨大なドラゴンに仰天して震え取り乱した住人達は忽ちパニックになり慌てふためき逃げ惑って、騒然とした。
巨大なドラゴンは目を爛々と輝かせて、鋭い爪を振り、逞しい脚街中をのっしのっしと歩いた。
「うわーーー!!ドラゴン!!私の店を踏み潰すなぁーーーー!!」
「ママーー怖いよぉーーー!!」
ドラゴンが街を歩く度に、住人から激しい悲鳴があがった。
「くそぉーーーー!!ドラゴンめ!!」
「ええいっ!!王の軍隊はまだか!!」
縦横無尽なドラゴンに、街の住人達はブチギレ寸前だ。
ばあっ!!ひゅん!!ひゅん!!ひゅん!!ひゅん!!
街の住民達は、嫌われ者のドラゴンに向かって石を何度も投げつけてきた。
「忌まわしいドラゴンめ!!あっち行け!!しっ!しっ!」
石をいっぱいぶつけらて痛がったドラゴンは、慌てて街から逃げた。
「やったーーー!!」
「憎きドラゴンが逃げてったぞーーーー!
!」
「我々人間を舐めるなーーーー!!」
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