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ーーーこの世界の成り立ちーーー
遥か昔、銀河系が創られた後。太陽系を創るため九柱の神子が、神々によって創られた。
神子たちは、自分たちを生み出した神々と同じように、九つの属性を一つずつ司っていた。
誓約と秩序を司る、光。
混沌と自由を司る、闇。
運命と時見を司る、時。
言葉と浄化を司る、風。
鍛錬と成長を司る、炎。
治癒と変化を司る、水。
豊穣と守護を司る、土。
創造と座標を司る、空。
生と死を司る、命。
神子たちは憂えた。
もし自分たちの誰かに何かあって、仕事が出来なくなれば、司るものが違うため、誰も代わりを務められない。
そこで、それぞれが二柱に分かれることにした。動物から狐、植物から桜を選び、十八の権能の一つと、同じ属性の二柱の片方がその属性の狐の神子、もう片方が桜の神子となることにした。
そして、太陽系を創り、そこから少しずれた次元に、太陽系の根幹となる場を築き上げた。
ーーーそして、長い時が流れ、新しい物語が始まった。
(※時見は、過去、現在、未来全てを見通すという意味で使っています。)
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