Prologue

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Prologue

ーーーその者は、必死にもがいていた。己の中に巣食うモノに、喰らい尽くされないために。 ーーー「絶対に助けにいくから、だから、……それまで待っていて。」 ーーー遠い昔に聴いた、その声を信じて。 「準備は整った。……あと少しだからね、***」
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