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異世界オッド・フロンティア
※このお話は筆者が考えた世界でありゲーム世界です。
すでに実在する同名や似たものとの関係は一切ありません。
このページは長文かつネタバレを含みます。
読みたくない方は次へを押してください。
異世界 オッド・フロンティア
人間族のヒューム(男)、フィーメル(女)
純血ヴァンパイアの男女。
ヴァンパイアと人間の混血児ヴァンヒューム(男)、ヴァンフィーメル(女)
獣人であるビーストのオス、メス
デーモンと呼ばれる魔人の男、女
が暮らす世界。
その実態は後に明らかになるが200年後の地球で流行っている没入型オンラインゲームの世界!
JPゲーマーズから発売されている。
PK=プレイヤーキル(プレイヤーを狩ること)が可能でそれでドロップしたアイテムを売買も可能。
課金アイテムもドロップするため、それらは高額で取り引きされ、RMT(リアルマネートレード)にも利用される。
ホームサーバー
プレイヤーはまず出身地であるホームサーバーを決める。
ホームサーバーは選択後1回のみ無料で移動出来、その後は課金アイテムか各レベルクエストで入手したアイテムで移動出来る。
ホームサーバーは
一日中太陽の光に恵まれた草原の聖国「サンライト」
一日中夜で月の光が照らす荒地の山国「ムーンコール」
春しかない花と森の国「ウズメ」
夏しかない火の砂国「カグツチ」
一年中実りの秋の田畑の国「ニニギ」
水と氷の海国「ワタツミ」
風と雷の機械国家「ミカヅチ」
から選ぶ。
キャラメイク
ホームサーバーを選んだ後はキャラクターメイキングをする。
素体となる4種族…ヒューマン、ヴァンパイア、ビースト、デーモンを選択し
次は混血=オッド数値の割合を決める。
ヒューマンを選択すると天使やエルフといった精霊との混血を
ヴァンパイアはヒューマンとの混血を
ビーストはイヌ科、ネコ科、鳥類、魚類を選択後ヒューマンとの混血を
デーモンはヒューマンとの混血を
それぞれ選ぶと大まかな10種類のキャラクターモデルが表示され、自分の好みに近いものを選んだらそこから体のパーツを好きにいじれる。
なお、背中につける翼や頭につける角、足を尾ひれにしたり大きさなどは先に選んだオッド数値により範囲が決められる。
そしてこのキャラメイクによって作られたキャラクター…実は初期能力値が決まる。
いわゆる見た目のいい細身にすると体力や力の数値が低くなったり、羽や尾ひれ、水かきの大きさによっては飛行距離が短くなったり、水泳能力に影響する。
個性豊かなキャラクターを作った後は職業選択だ。
戦闘職と生産職、それぞれ1つを選ぶ。
戦闘職はクラスと呼ばれる。
全ての打撃武器を使えるファイター
遠距離武器を使えるスナイパー
攻撃系魔法を使えるブラックマジシャン
回復系魔法を使えるヒーラー
クラスは使う武器によっては熟練度を上げると中位クラス、上位クラス、マスタークラスと呼ばれるものになれる。
生産職は
採掘や素材加工の装備品鍛冶師
林業や農耕を生業とする農民
様々な食材を使って能力上昇や回復効果、毒までも作れる料理人
釣りや潜水、漁船を使って漁業を営む漁師
ここまで決めたら初期服を選び、いよいよキャラクターを動かして世界を冒険する。
キャラクターの初期ポップ場所は初めに選んだホームサーバーにある村か街になる。
その位置もオッド数値によって決まる。
多数ある村や街の門からスタートするが、村や街は世界の中心の神聖都市の国境沿い。
そこからチュートリアルをするかしないかも選べる。
ひとまず始めたばかりのプレイヤーは神聖都市ワッカへ向かうことになる。
神聖都市ワッカ
天使や様々な神が暮らす都市。
村や街から来たプレイヤーはこの世界の神と言われる永遠の光星と呼ばれる世界の中心の石に触れる。
ここに来るまでに受けたクエストの種類、NPCへの会話、周りやプレイヤーへの発言をして来た結果によって見えない形で溜まっていたポイントが見られるようになる天秤を授かる。
白と黒の天秤と呼ばれるアイテムで
良き行いをすると溜まる「ヴァイス」ポイントと
悪行をすると溜まる「シュヴァル」ポイントがそれぞれステータス画面の天秤に表示される。
それ以降はこの天秤の数値によって受けられるクエスト、出入りの出来る施設や街が決まる。
ヴァイスポイントはヴァイスクエストと呼ばれるNPCから受ける白い吹き出しのクエストをこなしたり、他プレイヤーの手伝い具合によって溜まる。
デイリークエストにある寄付クエストでも溜まる。
シュヴァルポイントはNPCの黒い吹き出しのクエストをこなしたり、他プレイヤーへの嫌がらせ、NPCキルをすると溜まる。
また、シュヴァルポイントが増える代わりにゲーム内通貨を手に入れる事も可能だ。
ヴァイス、シュヴァルポイントは結婚相手もこの天秤の数値によって出来る相手の幅が決められてしまう。
範囲内のプレイヤー同士の結婚も同性婚も出来るし、専用NPCとも結婚出来る。
結婚と子作り
結婚すると課金アイテムでNPC子供を作ることが出来る。
両親のオッド数値によって子供の見た目が決まる。課金アイテムによっては3つ子まで同時に作れる。
1度子供を作るとクールタイムが発生し、次の子を作るまで時間を置く必要がある。
オッド・フロンティアの世界では子供を作る際リアルさを追求されており、脳神経と直接コンタクト出来る機材を使用しているため、結婚後はパートナーとの行為の擬似感覚が味わえる。
自然胎内妊娠は女性のみが出来、同性婚の場合はミカヅチサーバーの首都にある施設でゲーム内通貨を払って2人の遺伝子を取り出し、人工子宮で子供を作る。
この際支払う通貨は2人のヴァイスポイントに応じて決まる。
もちろん課金アイテムも必要だ。
ヴァイスポイントが高ければ必要通貨は減額され、シュヴァルポイントが高ければ高額になる。
妊娠方法、妊娠経過も選べるのがオッド・フロンティアの特徴だ。
先程も述べた結婚後擬似行為を行うか、異性同士でも行為なしで遺伝子を取り出して人工子宮でという方法も選べる。
もちろん行為のみで快感を味わうプレイヤーも多数いる。
そういったプレイヤーは別ゲームである「オッド・フロンティア~サキュバスとインキュバスの国~」というゲームの紹介メールが届く。
その世界ではオッド・フロンティアで使用しているキャラクターで移動出来、パートナーとの行為が楽しめる。
サキュバスとインキュバスの国では結婚しない生涯独身プレイヤー向けのコンテンツが存在する。
生涯独身を誓うとNPCとの恋愛ゲームや行為を楽しめる。
課金や本編で貯めたゲーム内通貨を使って遊ぶコンテンツも多数ある。
NPC子供
子供を作る際は女性キャラクターの同意か両親の同意が必要になる。
また、異性パートナーと行為を行うとその際に受精卵というアイテムが強制的に出来る。
後に述べるが、このアイテムはとあるプレイヤーにはとても必要になってくる。
自然胎内妊娠を選ぶと女性キャラクター、またはNPCの妻は一定期間冒険に出られなくなる。
課金かゲーム内通貨で買った自宅やレンタルホーム、レンタルルームで過ごし、定期的にNPCドクターが訪れ経過報告や胎児の画像がもらえる。
この間、男性キャラクターである夫は妻の分も稼ぐか仕事をする必要がある。
胎教機能もあり、夫婦で話しかけると初期能力が高く、スキルも持って生まれてくる子供になる。
生まれた子供とは触れ合うことが出来、一緒に遊んであげたり、子供の年齢が上がると通学や家庭教師NPCによる学習成長、親の教育によってスキルを身につける。
子供が成人するまで運営からゲーム内通貨がヴァイスポイントによって得られることもある。
もちろんリアルを追求したゲームなので嫌な話もある。
NPC子供には幸福度ポイントがある。
子供を虐待することも出来るので…子供の幸福度ポイントが下がる。一定ラインを超えると子供は家出してしまう。
短期間で最低ラインまで幸福度が下げられたNPC子供は大人になると復讐者というエネミーになり、冒険に出るとランダムで襲撃してくる。その際のシュヴァルポイントによっては復讐者が仲間を連れて襲ってくることも。
その際実の子に対して戦闘前に逃げるか賠償金を払うか戦うが選べる。
逃げるを選択すると逃げられるが、どんどん復讐者とのエンカウント率が上がる。
最終的に自宅以外全てで復讐者とのエンカウントが起きる。
賠償金を払った額に応じて二度とエンカウントしないか、一定期間エンカウントしないかにも分かれる。もちろん支払額が少なければ断られて戦闘になる。
戦闘の結果もその後が分かれる。
復讐者を気絶させて逃げると一定期間襲ってこない。
復讐者を再起不能(手足の破損)にすると復讐者は襲ってこなくなるが、NPCの子どもの国ギルドというNPCとエンカウントするようになる。
復讐者をキルするとペナルティが2択発生する。
1つはキャラクターの頭上に「子殺し」という消せない称号が付き、PKされた時やエネミーに倒された時にドロップするアイテムの数やレアリティ、通貨が爆上がりする。
もう1つの選択肢はレベル1に戻される。
必ずどちらかを選ばなければいけない。
子供を不幸にしたくなければ途中で里子に出すという選択肢もある。
それを選ぶと子供が成人するまで養育費として毎日一定額所持金が減り、子供が成人すると少額だが毎日の稼ぎの5%が天引きされるようになる。
オッド・フロンティアは実は離婚の出来ないゲームである。
キャラクターも1人しか作れない。
なので夫婦の片方がログインしなくなる…いわゆる引退すると「やもめ」と呼ばれる状態になる。
再婚も出来ない。
そんな時役に立つのが先程述べたアイテム「受精卵」である。
このアイテムを使えばNPC子供を一人人工子宮で作れて成長させることが可能だ。
NPC子供と2人で生きる…そういったプレイヤーもたくさんいる。
なぜこんなにリアル夫婦や子供の存在を追求したゲームなのかはこの物語の後半で読者様に気づいていただけると思います。
キャラクターの死亡と転生
オッド・フロンティアに暮らす人々は永遠の光石のおかげで一定年齢まで歳を取ると不老になり、なおかつ何度殺されても瞬時に蘇る事が出来る。
しかし死を望み、新たな生を歩みたい者もいる。
キャラメイクの失敗や修正はゲーム内通貨や課金アイテムで解消することが出来るが、悪行を繰り返しゲーム内に居場所がなくなるような悪質行為、自身のオッド・フロンティアのキャラクターが限界であると感じた時
キャラクターを死亡させることが出来る。
キャラクターを死亡させるには条件があり、パートナーの死亡等、やむを得ない時は無料で自分のキャラクターを死亡させることが出来る。
また、一からパートナーと共に始めたい場合も所持品、ゲーム内通貨を全てロストする代わりにリアルマネーをかけずに転生出来る。
パートナーを遺して死亡を選ぶ際は審査があり、パートナーの行動調査等が行われる。
パートナーからの暴力暴言ハラスメントが認められた際はキャラクターデータ、所持品、所持金を引き継いで転生出来る。
悪行三昧してきたプレイヤーが転生やキャラクターを死亡させたい場合はカルマポイントというものを精算してからでないと出来ない。
このカルマポイントは全オンラインゲームやSNSに共有される。
精算しきれない分は負債として残り、他のゲームや現実の慈善奉仕活動で精算する必要がある。
引退
完全にオッド・フロンティアをプレイしなくなる場合はアンインストール引退が推奨される。
自分のタイミングで引退を決めない場合は長期プレイしていないと通知が届き、キャラクターを死亡させることを勧められる。
パートナーがいる場合はアンインストール引退すると自動で所持品や権利、ゲーム内通貨が引き継がれる。
他ゲームに行く場合はパートナーを誘うか一言断ってからアンインストール引退することが推奨されている。
アンインストール引退すると二度とオッド・フロンティアを遊べなくなるので要注意だ。
通貨
オッド・フロンティアには通貨が3種類存在する。
オフ金…オッド・フロンティア内のみで使える通貨。金と訳されることが多い。
このオフ金は手数料を払うことによって現実世界のお金にも各共通ゲームマネーにも替えられる。
リアルマネー…現実世界で得たお金。ゲームマネーを交換でも手に入れられる。
課金アイテムやオフ金と交換も可能。
各共通ゲームマネー…リリースされているゲームの中で対応しているゲーム内に持ち込める通貨。オフラインゲームにも持ち込める。
オンラインゲームで稼いで1人でじっくりオフラインゲームを豊かに楽しむ方法にも使える。
課金要素
オッド・フロンティアにはリアルマネーを使って遊ぶコンテンツがある。
特殊アイテムや服、ペット、ハウジングやシュヴァルポイントの減数に用いたり様々。
ヴァイスポイントは買うことが出来ないので注意。
ヴァイスポイントの消費
キル(殺害)された際にドロップしたくないアイテムにヴァイスシールというシールを貼っておくことによってドロップ率が変化する。
ヴァイスシール…レアリティによって支払う消費ポイントが変わる。
神聖都市ワッカでレンタル出来る。
各シールは不要になれば返却するとヴァイスポイントが戻ってくるので、新しいアイテム用にシールの交換が出来る。
シールには3種類あり、
金ヴァイスシール…絶対にドロップしなくなる
銀ヴァイスシール…半分の確率でドロップしなくなる
銅ヴァイスシール…プレイヤー名がアイテムに表示される。ドロップした際に運良く良識のあるプレイヤーに拾われた際に返却される可能性がある。
しかし銀、銅ヴァイスシールの貼ってあるアイテムは闇市に流されると剥がされてしまうので回収が難しくなる。
良識あるプレイヤーが銀、銅ヴァイスシールを貼ってあるアイテムを持ち主に返却するとヴァイスポイントが入手出来るので返してくれるプレイヤーも多い。
財布の口…ヴァイスポイントを使って買う通貨保護のアイテム。
キルされるとオフ金はドロップしてしまうのでいくらまで保護するか必要に応じて購入しておくと安心だ。
ヴァイス金庫…キルによりアイテムや通貨をドロップしないようにしまっておく保管庫。
容量を増やすのにヴァイスポイントを消費する。
レベル20までは無料でアイテムは100個、オフ金は50万まで入れておける。
それ以降はヴァイスポイントの所持数によって無料で使えるスペースが決められる。
レベル20以上になり、ヴァイスポイントが下回った場合に無料スペースに入っているアイテムはレアリティの高いものからロックされ、取り出し専用になる。
ヴァイス保険…神聖都市ワッカでは保険証券取引所がある。保険ヴァイスポイントを支払って保険に入っておくとキルされた際に掛けた保険によってはアイテムやオフ金をドロップしなくなる。
レベルや内容によって掛け金が異なる。
ヴァイス共済…保険と似たような物だが、こちらは累積ヴァイスポイントに応じて入ることが出来る。
キルやスティール(盗難)された際、その保証をしてくれるものだ。
被PK共済、被スティール共済などがある。
ヴァイス警備団…累積ヴァイスポイントが高いとオフ金によって雇える傭兵。
ハウジング警備やPKプレイヤーからの保護、冒険サポートNPC派遣などがある。
累積ヴァイスポイントという数値も存在し、現在まで稼いできたヴァイスポイントは分母で表示される。
PKとアイテムドロップ
プレイヤーキル…プレイヤーは他のプレイヤーから倒される可能性がある。
キルされるとレベル20以降はアイテムやオフ金、ドロップ判定のある課金アイテムをドロップしてしまう。
なお、PKによる経験値減少やレベルダウンはない。
累積ヴァイスポイントが一定値を超えると青ネームと呼ばれるPKされなくなる状態をいつでも選べる。
エネミーによるキル
エネミーから倒されるとエネミーの種族によってドロップするアイテムが変わる。
肉食系エネミーなら肉など食品関係が、草食エネミーなら薬草などが、人族エネミーならオフ金や宝石などがドロップしてしまう。
なお、エネミーによるキルで経験値は累積シュヴァルポイントに応じて減少され、レベルダウンもありえる。
キルされたプレイヤーはカウントダウン後、即時登録した村や街の門に転送される。
その場で復活してドロップ品を回収するにはパーティメンバーやNPC傭兵の復活魔法のみ。
PKしても経験値は入らず、相手も経験値が減らない。
PKすることによってキャラクターの名前が徐々に赤くなっていく。赤ネームと呼ばれる状態になり、赤ネームになると宿泊施設や一部クエストが受けられなくなったり、警備NPCに襲われる危険がある。
警備NPCに倒されてしまうとオフ金と所持宝石を全額没収される。
赤ネームの状態で倒したプレイヤーのドロップ品を拾うとシュヴァルポイントが増える。
また、銀、銅ヴァイスシールの貼ってあるアイテムを闇市に流してもシュヴァルポイントが増加する。
スティール…PKとは違い、プレイヤーやNPCからアイテムを盗む行為。
成功してもしなくてもスティールをするとシュヴァルポイントが増加する。
闇市…通常オークションで流せない盗品を流すことが出来る、ムーンコールで開催されているオークション。銀、銅ヴァイスシールの貼られていたアイテムを剥がして店売りと同じ状態で購入出来る。
なお、闇市のオークションに参加したり落札するとシュヴァルポイントが上昇する。
落札されなかったアイテムは適当に値段がつけられて売却され、売り上げが出品者に入る。
その品は気まぐれな闇商人が各地の夜の出店で売り始める。
闇商人から購入する際はシュヴァルポイントは上昇しない。
通常オークション…要らなくなったアイテムやクリエイト品を競売にかけることが出来る場所。店売りにある品は10オフ金~店売り金額の半額まで値をつけることが出来る。
出品した品物が売れると売り上げの1割がオークション協会に支払われ、差額の9割を入手出来る。
出品アイテムは48時間まで出品され、過ぎると出品者に返却される。
即決価格も決めれる。
冒険者にとっては店売り価格より半額近い金額で新品のアイテムを入手出来るので有難いシステムである。
出店…ハウジング機能にあるお店。手数料をかけずに店売りの値段の8割まで値段がつけられる。店売りにない品は上昇が設けられたその金額内で売ることが出来る。
プレイヤー自身が店子になるか、NPC子供や傭兵を店子に置くことで出店が開ける。
自動販売機…アパートに置かれている販売スペース。物が売れると売り上げの5パーセントを引いた金額が受け取れる。
自動販売機に入れておける時間は24時間で、それを過ぎるとアイテムは自宅ポストに返却される。
傭兵…オフ金を支払って様々な仕事をしてくれるNPC。
子育てから出店の店子、冒険についてきてくれる何でも屋。
ハウジング…文字通り生活する場所の機能である。
ログアウトする際、プレイヤーを安全に休ませることの出来る場所。
自分でお金をかけて建てるハウスには様々な家具や調理道具、収納、クラフト設備を置ける。
ハウスを拡張しないと置けない設備もある。
ハウスは住宅街に建てることが出来、住宅街にはNPCが運営するショッピングセンターがあり、様々なものが売っている。
借家…レンタルハウス。1ヶ月ごとに家賃を払って住むことの出来るハウス。初期設備としてベッドやキッキン、ミドル級クラフト施設を備えている。
アパート…レンタルルーム。キッチン以外は家具はない。自分でスペースポイント内なら家具を配置出来る。
共同で使えるレクリエーション施設が併設され、順番待ちでミドル級クラフト施設が使える。
自動販売機にクラフトアイテムを入れて販売も出来る。
宿屋…体力と空腹を回復する施設。利用するたびにオフ金がかかる。
キャンプ…テントを購入すると野外で体力や空腹を自分で持っているアイテムで回復する事が出来る。
仲間と集まってキャンプすることも可能。
なお、キャンプが出来るのは村や街から離れた安全地帯のみ。
野宿…時間がかかるが路地裏やフィールドで体を横たえることで体力が回復する。
体力回復…起きていると徐々に減っていく。体を休めることで回復する。回復スピードは満腹度で決まる。
HPとMP…体力に応じて決まる。体力がなくなるとHPが減っていき、HPが尽きると事前に設定した村や街の門に飛ばされる。
その際HPは1で復活し、門のそばにいるNPCにオフ金を払えば宿屋にワープさせてくれる。
親切なプレイヤーに無料で助けてもらえる事も。助けた側はヴァイスポイントがもらえる。
門の周りの光景…HPが1の状態でどんどんプレイヤーがポップする。
それを無償で助けるヴァイスポイント稼ぎプレイヤーもたくさん待ち構えていて人が多い状態。
悪質行為…始めたばかりのプレイヤーをキルしてリポップを繰り返させて楽しむ行為やNPCや周りのプレイヤー、結婚相手や子供への暴力、暴言はシュヴァルポイントやカルマポイントの上昇に繋がる。
PKやスティールは仕様なので自衛が求められる。
あまりにも悪質なプレイヤーは自身でブラックリストに入れることでそのキャラクターが自身の世界に存在しなくなる。
見えなくなるし、発言も聞こえないし、その悪質プレイヤーのハウジングや出品アイテム等もシャットダウンされる。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
それでは次のページから物語をお楽しみ下さい
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