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男1のお話し
男1 :僕ね、ついに車、買い替えたんだ。アウディA3。え?知らないの?100年以上の歴史を持つドイツの会社だよ。内装もカスタマイズしたんだ。いやいや、今の君は乗せられないよ。乗る為にはもっと僕に相応しい女性にならないと。でも安心して。僕は女性を育てるのが好きなんだ。そうだ、これやってご覧。「僕って可哀想なんだ。こんなに頑張ってるのにいつも小さな仕事ばかり。もっと評価されてもいいと思うんだよね。なのに僕より後に入った足立君、彼は目立つってだけで部長に気に入られて大きな案件任せられて、おかしいと思わない?」さあ、僕を慰めてご覧!あれ?どこに行くの?
※男1、追いかける様に退場
美鈴:なんですか⁈そいつ!本当ですか⁈
明美:(笑いながら)本当なのよ!私も若かったから「好きだ」とか言われて簡単に勘違いしちゃったけど、流石にこの時は目が覚めたわ。10代の私にも相手にされないんだから、彼女はおろか、仲間もいなかったと思うわ。
美鈴:今そいつ、何してます?
明美:さぁ。あの時その人は30歳位だったから…今頃還暦か!
美鈴:うわぁ…
明美:幸せになってる事を願うわ。
美鈴:明美さん優しい〜。
明美:そう?今は関係ないから全くの他人事よ。ある意味私、冷たいの。
美鈴:いいと思います。で、次のダメ男は?
明美:次は、そうねぇ…キャンプ仲間だったアイツにしよう♪私が20代の時に出会ったヤツよ。
※男2、登場
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