望む折檻と甘い蜜*

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「いけない子だ……我慢を覚えないと」 そう言いながらもう片方の手でハイドの手を封じ、ペオニアはその先端を口腔内へと侵入させた。ハイドは、ペオニアの柔らかい舌の感触がゾワゾワと足先から背筋へと電流のような快楽が駆け巡る感覚に頭が真っ白になってしまうようだった。  ペオニアは満足げに微笑み手を解放すると次にパンツの中に手を忍ばせた。その手は先走りで湿った性器に触れるとそのままゆっくりと扱き始める。その刺激にたまらずハイドは身を捩らせて快感を逃がそうとする。ペオニアはそれを許さずにどんどんスピードを上げていった。そして手の動きを加速させると同時に反対の手で胸の尖りを強く摘み、口で弄んでいた方の乳首に強く噛みついたのだ。 「だ、だめですっ……果ててしまいます……」 「だめか? では辞めてやろう」  ペオニアは手を止めてハイドを見る。ここまで膨張していればこのままの方が辛いに決まっている。意地悪のつもりで止めてやったが辛そうだったら手淫を再開してやろうとペオニアは思っていた。 「ペオニア様……口淫の許可を頂けないでしょうか? 僕ばかりでなく貴方にもよくなって頂きたいです……」 「あぁ、お願いしよう」 ハイドの寵愛を願ってペオニアは体勢を変えるとカーペットに座り足を開いた。
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