望む折檻と甘い蜜*

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「まだ……大きいですね……」  ハイドはペオニアの分身に恭しく手を添え、自身に鎮めようと息を吐く。 「……っうっ……」  きつく閉じた秘所がピリピリと痛み、苦痛の表情を浮かべる。ペオニアはそっとハイドの手を払い、頭をなでた。 「少しずつでいいんだ。今日はもうやめようか。」  ハイドは思いつめたような表情で涙を浮かべた。 「ごめんなさい……」 「どうして謝るんだ? 」 「この間、誰かに施しを受けたことは無いってお伝えしましたが……星の子がどういう役割かちゃんと話は聞いていたんです。もちろんちゃんと全うするつもりです……でも……全然上手く出来ない……」 「星の子は奴隷ではないんだ。愛し合ってお互いが気持ちよくなって……そうやって国を守っていくんだと思うんだ。だからそんなに苦しい顔をしないで……」  ペオニアはハイドの健気さに心打たれたと同時に甘く甘くとろけされてやりたいと強く感じた。欲望のままに快楽をむさぼって自分を求めて欲しい……。 「君に今必要なものは、お仕置きではないようだね……もし君がいいのなら、僕が君を施したい……」 「ペオニア様……」  ハイドが小さく微笑んだ。これから始まる何かにハイドは自分の腹の中が潤んだ気がした。ペオニア様が僕を調教してくださる……。その事実だけでそこは兆しを見せていた。 「もし痛かったり、嫌な気持ちになったら正直に言うんだよ。俺はそんな事で君を嫌いになったりはしないから。分かったね。」 「はい。」 「じゃあ始めるよ。仰向けになって……膝を抱えて……」 「こうですか?」  ハイドは恥ずかしそうに後孔をペオニアに向けた。媚薬の混じったオイルをたっぷりとまぶし、周りを刺激する。 「大丈夫?怖くない? 」 「少し変な感じがします……」 ハイドは不安そうにペオニアを見つめる。 「前も触っていい?」 「はい……」  ペオニアはハイドが後ろにばかり気を取られないようにゆっくりと前を扱く。何度も何度も刺激を加えられるうちに快感の根本が前か後ろか分からなくなってくる。 「あっ……はぁっ……んっ……」  ハイドの先端がぬめり出した。ぴゅっぴゅっと透明なものを出す度に甘く疼く。ハイドはもっともっとと快楽を求めている自分に羞恥を感じた。 「腰が揺れているね……」 「ごめんなさい……」 「ごめんなさい……か……違うでしょ?どうして欲しいか言ってごらん? 」  ペオニアはハイドを見つめ優しく問う。ハイドは瞳を潤ませ顔を朱に染め小さく呟く。 「もっと……続けて欲しいです……」 「良く言えたね。」  充分すぎるほど後ろの周りをほぐされスルッと中指が入った。中で浅く抜き差しを繰り返す頃にはすっかりハイドは前に触れずとも感じるようになっていた。
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