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ペオニアは深い溜息をつくとハイドの衣の胸元を掴むとそのまま引きちぎった。そして下着も剥ぎとられ湯船に沈められる羽目となる。羞恥心を感じながら湯に浸かっているとペオニアはじっとこちらを見つめる。その瞳だけで達してしまいそうな快感が渦巻く。
湯の揺らめき……暖かさ……飲まされた媚薬の効果も相まってハイドの花芯はむっちりと張りを増す。
「……」
理性をかき集め、前へ触れそうな手を握りしめる。愉悦の声を漏らさぬよう唇を強くかんだ。
「息を止めるな。死んでしまうぞ。声は出していい」
そうペオニアに促されハイドはおかしな呼吸を始めた。
「……はぁっ……んっ……ペオニア様……どうか……どうか……」
〝前を触ってください〟
そんなことを言えるはずもなくただひたすら時がたつのを待つ他なかった。
「触ってはいけないとはいったが、扱いてはいけないとは言っていない。そんなに堪えては体に悪いぞ」
そうニヤリと不敵な笑みを浮かべたペオニアは湯船の縁を指した。
「……そのような……いいえ。貴方が望むまで……耐えて見せます。それで信頼が得られるのなら……」
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