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少し長く生きすぎた。
そろそろ清の元に逝く時が来たのかもしれない。
そう思いながらいつも空を見上げて
あの日と同じ星空の下、想いを馳せてた。
──みつ子、迎えに来たで。遅くなってごめんなぁ。泣かん言うてたのに泣いてたやろ?
──清、遅い。ちょっとだけ泣いた… ずっと待ってたんやで
──みつ子は泣き虫さんやな
そう言った清は昔と変らない優しい微笑みを浮かべた。
──迎えに来てくれてありがとう
清が私の手を取った瞬間、ふわっと体が軽くなり、意識が遠のいていった。
みつ子
次に産まれ変われたら平和な時代に生まれて
今度は二人で長生きして
満天に輝く星空を見上げながら
死ぬまで幸せに生きようなぁ。
約束やで⋯
おしまい
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