満天に輝く星空を見上げながら
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それが清と私が交わした最後の会話になった。 見送りには行けず、ただ無事を祈ることしか私には出来なかった。 清が戦地へ行った後も空襲警報が鳴り響き、防空壕の中で震えていた。 どれくらい時間が経ったのだろう。 空襲が落ち着いて外に出ると空は真っ暗だった。 いつもなら 見上げればたくさんの星が輝いているのに、今はその輝きすら雲に覆われて見えない。 まるで私の心の中を映し出しているかのように思える。
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