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物凄く恥ずかしくてしばらく顔の熱は上がりっぱなしだったけど、ヴィルがフォローしてくれて、王太子殿下の最愛として皆から羨望の眼差しを向けられる事になった。
その時の事は、後々まで語り継がれる出来事となる。
一時期冷え切ったと思われていた王太子殿下とその婚約者との仲を疑う者は、もう誰もいなくなったのだった。
この世界に転生してきた時は、絶対に結ばれたくない人だった。
それがいつの間にか今は愛する人になって、私の隣で笑っている。人生とは斯くも素晴らしいものかと思わせてくれた人。
すっかり「トワイライトlove」の小説の中身とは変わってしまって、全然おとぎ話のようなストーリーとはならなかったけれど
私達の歩んでいく道が、家族や友人達、この国の人々に幸せなストーリーとして刻まれていけばいい
いつまでも。
いつまでも。
――――Happy End――――
~・~・~・~
本編完結致しました~~ここまでお付き合い下さった読者の皆様、本っっっ当にありがとうございます!!<(_ _)>
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