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校舎を出ると、
「ハル、待ってたよ。」
見目麗しい高身長イケメンが美声で話しかけてくる。
彼の名前は渋谷 秋夜。
「おお、悪いな。」
柊はフッと笑って駆け寄った。
「じゃあ、帰ろうか。僕らの寮へ。」
柊と渋谷は歩き出した。
渋谷の持っていた大きめの傘に柊は入る。
そっとお互いに寄り添いながら冬の小道を子供のようにかけていった。
これは、僕たちの、友情以上恋未満、もしかしたら恋以上の青春の物語。
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