一話

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一話

ーーーが、俺が小学生三年生の時の話し。 俺は現在ぴちぴちの高校一年生だ。前世の記憶ありの。 レイナは前世の記憶とかは全くないらしく、あの後レイナに聞いてみると 『..........厨二病!?』 『おいゴラ』 なんてなっていたし、絶対ない。100%ない。双子の勘だ。 さて、今現在はあの頃のように猛暑日だ。毎日毎日登校する為に汗をかき、クーラーを入れるのは来週からとか.....ぜっっったい死人でるね、俺とか俺とか。 まぁそんな事は置いといて....だ。なんだこれ走馬灯みたいだな。俺今レイナと見覚えのない場所で起きたんだけどさ、時間も分からない訳。多分....朝だな。うん。 周りの壁は穴が空いているから防音の壁だ。そんで床はコンクリート....うわ、ベッドから落ちたら痛そう。この部屋ベッドないけど。 .....え、何これ夢???今までが夢なの??長い走馬灯的な???あ、それなら話しがつくわぁ....じゃねぇわ!!何だこれ誘拐か!?誘拐なのか!?俺達を誘拐して何する気!?家これから借金するかもしんねぇぐらい金ないぞ!?!? 「.....なぁレイナ」 「何だ」 「これって....誘拐か?」 「俺らを誘拐して何になるんだ」 「だよな」 金ないもんな。.......じゃあ犯人ただ高校生のガキ盗んだだけじゃねぇか可哀想に。 ズ.....ズズ..... 『あ〜...あー!!!!』 突如天井からクソデカボイスが聞こえる。男性の声だろうか、耳がキンとする。 『ちょっと、それ僕のたい焼きなんですけど!?何食べちゃってるんですかぁ!?』 『........自分、たい焼きはお腹から食べる派です。アム』 『あー!!!!!!!』 ......ここで皆んな思っただろう。うるせぇと。 『.....ゴホン。僕今凄い落ち込んでるから手短に話しするね』 あ、うっす。 『君達ね、......100人に言ってるんだけど〜』 俺達だけじゃない.....!! 『実は....誘拐してきたんだよね、それでね〜』 「待て待て待て!」 『何でしたかと言うとね、』 「シイナこれ待ってくれないタイプだぞ」 「あぁ.....」 『君達には共通点があるんだ』 共通点....? 『それはね、"前世の記憶がある"事』 「っ!?」 「......シイナ?」 待て、待て待て待て。ツッコミたいところが沢山ある。まず何故俺に前世の記憶がある事を知っている?それに前世の記憶がある人がここに100人?俺達をふくめーーー 「.....あれ....?」 俺はレイナを見る .......コイツ、前世の記憶あったか? 「なぁ、前世の記憶とか誘拐犯言ってるけどお前等揃って厨二病なのか?」 「お前はバカだな」 俺は呆れる 「.......いいか、俺は数年前に言ったとうり前世の記憶があるんだ。」 「....はっ??」 レイナは驚きすぎて顔がパンダみたいになっている。何だその顔写真撮って友達に送りつけてやろうか。 「それも俺だけじゃない、ここに誘拐されて来たやつ皆んなだ。」 「.....はっ????」 あ、今度はコアラになった!! 「じゃあ、俺は?前世の記憶とか、全くないぞ?」 あ、戻った。お前の表情筋どうなってんだよ。 「それは知らない....けど、お前も、もしかしたらいつの間にか思い出すんじゃねぇ?」 「俺も....?」 何だこの厨二病展開かっけぇなおい!!!! 『まぁ、そうゆー事だから後は各棟の先輩達に任せるよ....。僕またたい焼き買ってくるね』 ブツ 放送が切れてしまった。 ......先輩?? ガチャ!バキ!! すると今まで壁だと思っていた場所が急に音を立てて開いた。....多分、ドアだったんだろうけどバキって言ったから壊れたな。 「やっべ壊しちゃった!....後で怒られるな....」 「.......」 急に、スポーツ服を来た人が入ってくる。 俺達は警戒するようにして、互いに体制に入る。 「お!お前等が新人かぁ〜!しかも双子!いいねいいねぇ〜!!俺、テンションぶち上げになっちゃうよ!!」 「.....はい?」 「あ、自己紹介忘れてた。俺、宇多川正!!好きなものはテンションがぶち上がる事!高校二年生だからお前らの先輩だぞぉ〜!」 ....と、言いながら宇多川さんはピースをしてきた。 「.....二葉椎名です?え〜...好きなものはアイス!よろしくおなしゃす!」 「おまっ!?」 レイナは俺は自己紹介をしていた事に驚いていた。 「おう!お前等二人の個人情報は知ってるぜ!椎名と零名だろ?よろしくな!」 .....まさか、知っていたとは。 「詳しい説明はまず俺について来てからだ!さっさとついて来いよー?」 そう言って宇多川さんはスタスタと部屋から出て行ってしまった。 「あちょっ!」 「あっ、おい!」 俺達は慌てて付いて行った。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ちょっと長いですかね、短いですかね。 ここでキャラクター紹介! 名前 宇多川正 (うたがわ せい) 高校二年生 前世の記憶はある。 宇多川先輩をどうぞよろしく....!! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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