小説と私

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小説と私

 おはよう、こんにちわ、こんばんわ、えりなと申します。  少しだけなんか執筆の事や色々と書きたいなって思ってしまいました。好きなことを考えずに書くので意味不明だったらすみません。  時は小学生にさかのぼります。私は夏休みの宿題で大嫌いなモノがありました。それは読書感想文です。  本を読むのが嫌い。文字を読むと眠くなりました。そんなんだから感想なんて書けやしない。適当に書いてました。  でもね、アニメや漫画本は大好き。今も好きですね。好きなタイプは進撃の巨人のリヴァイ兵長です。後はワンピースのシャンクスかな。銀魂の銀さんも好きです。みんな2次元じゃないかい!ってね。  話は戻りますけど、そんな私がもう一つ好きだったモノがあります。それは妄想です。頭の中にスクリーンを下降して自分で考えたストーリーを上映するのが好きでした。  でも妄想は妄想で終わるだけ。つまらないなって思ったんです。で、ノートに妄想を書いてみることにしました。でもハチャメチャで何を書いているのか自分にすら分からなくなって途中でやめたんです。  だって文章を書くって難しいんですもの。ただ平凡な日常を過ごす毎日が続きます。で、ある日、友達と映画を観に行ったんです。  その映画は、いまいちツマらなくて、自分の中で「私ならあーするのにな」って思ったんです。そんな時に、私の携帯が非通知で鳴りました。  通話を選択すると若い男性の声。オレオレ詐欺的な台詞を並べて私を騙そうとしてきたんです。  瞬間「面白いな」って思いました。相手が必死で騙してくるから私も騙されたフリしてみました。  でも彼にそれがバレたのか通話を切られそうになったんです。で、私、彼に言いました。「アナタを書きたいです」って。彼は「は?」って感じでしたけど、それから時々、非通知で電話がくるようになり、色々と詐欺のことを教えてくれました。  ある日、彼は自分を「桜井」と名乗りました。本当かどうかは分かりませんけど、私は自分が頭で描くストーリーの主人公を「桜井」にしたんです。  後に「桜井ハル」という主人公ができあがりました。詐欺師、桜井ハルは、私の頭のスクリーンでヒロイン、村上理香子を作り騙してゆきます。そのドラマを実に面白いと感じ、私は再び書き始めました。  しかしです。どう書いたら良いか分からない。まずは本を読むことから始めました。なるほど、と、こういう風に書けば良いんだな、と学びまして、書き始めました。  でも、やっぱり難しい。皆さんは小説を書く時は文字を頭に浮かべるんでしょうか?でなければ、あんなに凄い文章は書けないと思うんです。  私は常に映像なんです。まずはオープニング曲から入るというね、ルールの時は、JUJUさんの『この夜を止めてよ』でした。  でもルールは強制非公開になってしまいまして、それから私は書く気力を無くしてしまいました。  何年にも渡り書いた作品でしたので落胆が大きすぎたのだと思います。  その後は、『樹海』『未来メール』なども書きまして賞に応募、落選と、負の連鎖です。  やはり私は小説を書ける器ではないと書くことをやめてしまいました。挫折です。  約10年、いっさい書かず、リアルから小説を遠ざけました。
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