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その頃中学生だった私は、自分自身を責め立てた。あなたが消えたのは、私のせいではないかと。
小学生の頃に比べると、私の成績が落ちたからか。あの日「電球を取り替えて」というあなたの声に耳を貸さず、ギターの練習へ出かけたからか。それとも「参考書を買うから」と言って金をもらい、ゲームセンターで費やしてしまったからか。
もちろん、私だけのせいではないのかもしれない。父は言動がどこか粗暴だったせいか、あなたはここから逃げ出したくなったのではないか。カレーが水っぽいだの、ご飯をレンジにかけて欲しくないだの、みかんは小ぶりがいいだの、文句が多い。
そして納得がいかないと、父は物を投げては壊す。それを傍観するだけの私ですら、鬱陶しく感じていた。あなたが行方を眩ませて以来、私は父とも折り合いが悪くなっていた。
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