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「ただの大きめの象だろう」と雅男は興味はなかったので見なかった。
「あんな巨大な象に追いかけられたら逃げられないかもしれない」
「つぶされるよ」
「体長百メートルはあるよ」
「何?」雅男はそこで驚いた。
「本当だ」
「本当ですか?」雅男は聞いた
「本当だ、逃げるぞ」大学教授は車を運転して化け物から逃げた。
「あんなものに絡まれたらひとたまりもないよ」大学教授は言った。
「まさか」Qは言って恐怖があるのかそのバケモノの姿を、逃げながら彼は見なかった。
「非現実のことなのだろ?」
雅男は振り返った。「本当だよ」
急に視界が暗くなった。巨大なサイが目の前にいた。体長四十メートルはあるだろうか? マサルには信じられないことであった。
「逃げよう」教授は車のハンドルを切った。雅男たちは何とかケニアの街まで逃げた。
「ここまでくれば」Qは言ったがその目の前に巨大な人間の赤子が笑顔で道路をふさいでいた。
「巨人の国に来ちまったのか?」大学教授は言った。
「どうしたのだ?」雅男は心配した。
何とか研究所に戻った、彼らは警察に報告した。
「何を言っているのだ」警察官は答えた。
「実際にそんな目に遭ったのです」
「大丈夫か?」警察官はQを相手にしなかった。
「電話を替わりました、大学教授のクンタです」
「先生ですか?」
「異常な現象が起きています」
「なるほど」警察官はようやく話し相手になった。
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