光を求め

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怖がり、だな 私 闇が怖い 独りの時の闇が怖い 星もない 真っ暗な夜 独り歩く道 愛を知らない かけられるのは 冷たい言葉 光を求めながら闇に沈む暗い影法師 炎を持ちつつ手は氷のようだ 冷えた夜風に吹かれながら 泣くのを堪え歩き続ける くらい夜 いつ明ける? 果てしない道を歩き続ける いくらかの希望を胸に 闇にもいつか光がさすと 星が闇夜を照らすように 梟の暗い歌にも悲しい愛があるように 光を求め歩き続ける
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