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「っあ、や……んんっ!」
奥を穿たれれば目の前がチカチカとし、逆に引き抜かれれば内壁が捲れ上がるような錯覚を覚えた。そして、また深々と突き上げられ――脳天にまで響くような強烈な快感と圧迫感に、くらりと眩暈を起こしそうになる。
「だ、だめっ……ほんと、もたないからあっ」
「いいぜ。もっと気持ちよくしてやるよ」
「あ、ああっ」
結婚式の余韻が残っているのか、はたまたいつもと違うセックスに酔っているのか。息を乱して訴えるも、高山の責め立ては激しさを増していき、侑人はただガクガクと揺さぶられるしかない。
そんななか、なおもカメラはビデオ撮影を続けていて、赤黒く張り詰めた男根が荒々しく出入りする光景を目にしてしまった。
その生々しさに、興奮がいっそう高まっていく。高山も感づいたのだろうか、結合部がより見えるよう侑人の体を持ち上げてみせた。
「最高の眺めだな――ここも、お前の乱れっぷりも」
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