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「っ、高山さん……きもちい」
心のままに頭を擦り付ければ、高山はクスッと笑みをこぼした。
「こうされるの好き?」
「……ん、すき」
「また随分と、今夜は甘えん坊だな」
甘やかすような囁きとともに、唇を柔らかく食まれる。
そのままゆるゆると腰を動かされれば、脳髄が蕩けそうなほどの陶酔を感じた。
「んっ、あぁ……すご、ぃ……」
もう言葉にならない。前立腺を優しく擦られ、侑人はゾクゾクと体を震わせる。
「ずっとナカがうねってる。感じてるのか、侑人」
「だ、だって……こんなふうにされたらあ……っ」
キスを交わすのも、頭を撫でられるのも、こうしてすべてをさらけ出して繋がっているのも――何もかもが気持ちよすぎておかしくなりそうだ。触れ合っているところから、ぐずぐずに溶けてしまいそうな気さえする。
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