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侑人は下着ごとスウェットパンツを脱ぎ捨てると、枕を抱えながらうつ伏せになり、後孔にたっぷりとローションを塗りつけた。
アナルビーズの先端は親指ほどのサイズで、根本にかけて徐々にサイズアップしていく形状だ。もしものことを思ってセックスの準備はしていたし、これくらいなら潤滑剤さえあればすぐにでも入ってしまう。
「ん、ぅ――」
後孔にアナルビーズを宛がうなり、躊躇うことなく押し進めていく。
挿入はスムーズだった。ぼこぼことしたビーズの一つ一つが肛門を広げてきて、そのたびに何とも言い難い快感を味わう。
やがて根元まで埋め込んだのち、侑人は大きく息を吐いた。
(気持ちいい……っ)
無機質な道具を挿れているだけなのに、結腸の入り口まで入り込んでくるものだから、たまらなくゾクゾクする。
取っ手を掴んで引き抜こうとすれば、内壁が気持ちよく擦れて、さらなる快感をもたらした。弾力性の強い素材で出来ているせいか、密着感があって吸い付くような感覚を覚える。
「っふ……ぁ」
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