第1話 俺と結婚するか?(3)★

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第1話 俺と結婚するか?(3)★

「んあっ、あ……あぁっ、高山、さん……」  体の奥深くを犯されながら、またもや侑人は腰を揺らし始める。  もはや無意識でしかなかった。奥壁をこじ開けられるたび、凄まじい快感が脳天まで走り抜けてたまらない。 「は……っ、エロすぎ。俺も熱くて蕩けそうだ」  高山は色っぽい声色で言うと、律動をより激しいものにさせる。  その途端、限界が一気に寸前までやってきた。侑人の脚がガクガクと小刻みに震え、腕を掴まれたまま体勢が崩れだす。 「ああっ! あっあ、や……もうっ」 「イく? いいぞ、イッちまえ」  甘ったるい囁きとともに、高山が一際強く腰を打ち付けてくる。  侑人は抗うこともできず、体を弓なりにしならせて絶頂まで引きずり上げられてしまった。 「あ、ああ――っ!」  腹につきそうなほど反り返った自身から精液が溢れ出し、シーツを汚していく。同時に体内が痙攣して、高山のものを強く締め上げた。 「……っ」  高山が低く呻く。  コンドーム越しに熱い飛沫を感じ、彼もまた後を追うように達したのだと知った。  しかし、余韻に浸っている暇はないらしい。射精が終わったところで腰を引いたかと思えば、高山は手早くコンドームを外して新しいものを装着する。
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