365人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
エルモンド「それより?ローズくん?何か私に隠している事はないかね?」
ヴェルシナ「いえっ!!?滅相も御座いませんわ!!?一介の貴婦人であるこの私が」
ヴェルシナ「貴方の様な高貴なお人に隠し事などしている筈も無いでしょう?」
エルモンド「フフフっハハハっ(笑)!!?そう言うと思ったよっ!!?」
エルモンド「さすがは…この私が見込んだだけの事はあるっ!!?」
エルモンドと呼ばれた男はそう言うと…ニンマリ笑って…ワインを飲み干すっ!!?そして…その様子を
ジッと見詰めるヴェルシナは…哀れな猿でも見る様な目で男を見詰めていた。
その顔は何処までも怪しげで妖艶な雰囲気を醸し出す程に…悪意に溢れていたっ!!?
最初のコメントを投稿しよう!