0人が本棚に入れています
本棚に追加
私は
勇気を出して
「うん!渡してくる!」
店長からクッキーの袋を受け取り
私は、副店長のいる調理場に向かった。
けど
用事をしていて、手が離せそうにない‥。
「けっ圭さん。あの‥‥」
圭さんが‥うん?といいながらこちらを見た。
「クッキーあげる!バレンタインのクッキー作ったの!あっあげる!」
緊張から何を言ってるか自分でわからなくなってる。
いきなりで キョトン としているようだった。
私は副店長に近づいて
「圭さん!手がふさがってるから
圭さんの作業服のポケットの中に
クッキーの入った袋をいれるね!」
返事も待たないまま‥
私は、副店長のポケットの中に
バレンタインのクッキーを入れた。
副店長は、キョトンとしたままだったけど
私は、そのまま ホールの方に戻った。
冷静になれば、ホールにどうやって戻ってきたかもわからないくらい、
しかも、強引にポケットの中に入れるなんて‥!
考えれば考えるほど‥
顔が熱くなって、副店長をしばらく
直視できないでいた。
最初のコメントを投稿しよう!