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「うん…どうかな?…思い切って買っちゃた!」
「可愛い!…似合ってる!」
「本当?」
「うん!」
「…(あの…服ロリータて言うのか…可愛いにゃ…着てみたいにゃ…けど…猫だから無理かにゃ)」
「でもけっこう高いでしょ?」
「うん…けど…どーしてもこれ着たくて…」
「…(高いのか…けど猫じゃ働け無いし買えない)」
残念に思いながらも更に付いて行く猫又
「それに家の猫にも着せたんだよ…」
「!?…(猫にも着せれる服があるのかにゃ!)」
「けど…どうも洋服着るの好きじゃなくて何時も脱いで駄目にしちゃうのよ…」
「にゃ!?(勿体無いにゃ!…だったら僕が着るのに!)」
そう思ったが飼われていない猫又には無理なことに気がついてまた落ち込んだ。
「は!…(駄目だにゃ…人間に飼われていないから無理にゃ…それに…猫が着る物じゃにゃくて…人間の女の子が着ているのが着たいにゃ…)」
猫又は途中で足を止めて女の子達の後を付けるのを止めた。まだ会話している女の子達を見送りながら振り返りもと来た道を戻りながらトボトボと歩き始めた。
「はぁ〜…人間の女の子はいいにゃ…あんなに…可愛い服着れるにゃんて…」
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