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「なるほどにゃ…だから九尾なのか…」
「そう言うこと…お前さんの尻尾も二つに別れているから猫又、何だよ」
そう言われて猫又は自分の尻尾を見たらいつの間に二つに別れているのに驚いた。
「え…?…二つに何て…!?…僕の尻尾いつの間に二つに別れているにゃ!」
「気づいてなかったのかよ…ま、妖怪にすらなってるなんて気づいていないのなら当たり前か…」
猫又は驚きながらも自分の尻尾を見ていたがふと九尾は何で話しかけたのか不思議に思い尋ねた。
「…ぅ…何で話しかけたのかにゃ?」
「それは…妖怪愛護をしているからだよ…」
「妖怪愛護?」
「妖怪愛護て言うのはお前さん見たいな妖怪になっちまったやつを保護…とは…言わねぇが人間に悪影響を与える妖怪を捕獲?か…ま、そんな事をしてるんだよ」
「そうなのかにゃ?」
「ああ…で、お前さんがさっき人間の後を付いて行ったから危ねぇて思ってな…」
「大丈夫だにゃ…僕は人間何て…襲わないにゃ…」
「そう言ってもな…妖怪によっては一緒に居るだけ…悪影響が出る事があるんだよ」
「そうなのかにゃ?」
「ああ…そうなると…人間が…陰陽師と言って退治に来る連中が居るんだ」
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