呪い

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呪い

私はもう何が何だか分からず、ただ謝り続けた。 必死に思い出し、 「この前、プレゼントあげられなくてごめんなさい。 練習に付き合ってあげられなくてごめんなさい。 一緒に遊ばなくてごめんなさい。」 とりあえず蘇ってくる記憶と共にあれかもしれないこれかもしれないと思い付く限り、謝った。 でもその子は許してくれたのか許してくれていないのかその事については話してくれなかったので分からない。その後、 「屋上に来て」 と言われたのでエレベーターに乗って行くと、他にも3人、人がいた。 見た目は私より年下、10代後半くらいの人たちだろうか。その人達も何をするのか分かっていないようだった。でもどこかで見たことあるような、会ったことあるような気がして、思い出す。 小学生の時、同じクラスだった子達だ。でも、向こうは私を覚えている様子もない。そして同じクラスだったなら、今同い年なはず。でもその子たちは学生のようだ。どういうことなんだろう。 考えれば考えるほど、分からなくなった。 すると先程の目の前に少女が目の前に現れ、何か見たことないスクーターのようなものに乗るよう促される。 乗ると、スクーターが動き出し、300メートル上まで上がるらしい。そこで何をさせる気なんだろう。
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