226人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうなの?」
「チェウォンは一応アイドルでしょ?」
「一応じゃないけどね」
「私生活を全て彼女にさらすのは良くないかな。と私は思う」
「そっか。そうだね」
「ごめんね。水をさすような事を言って」
「だから日本語は難しいよ。ミズサス?」
「ごめんごめん。水をさす。って言うのは、盛り上がってる事を静めるって事かな。今彼女と楽しい時でしょ?付き合いたてって楽しいもんね。それに同居解消すれば、好きな時にお家デートが出来るじゃん」
「……マキヌナって、やっぱマキヌナだよね」
「ほんと、それってどう言う意味よ?」
「冷静だって事。良い意味だよ。ちょっと冷静になれた」
「彼女の事、100パーセント信用してるなら、問題ないけど、別れた時の事を考えると、微妙だと思っちゃうんだよね。ましてや高い買い物だしさ」
「ほんと、冷静だよね」
「お節介かと思うけど、失敗はして欲しくないから」
「ありがとう。参考にするよ」
「彼女の話、いつでも聞くからね」
「あー、気が向いたらね。じゃ、次の人呼んでくる」
「ありがとう」
チェウォンのケアが終わり、次の準備に入る。
ケアベッドのタオルを替え、オイルを補充して、空気の入れ替えをした。
最初のコメントを投稿しよう!