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この子達スゴイな。 スタッフが大勢いる中で、こんな会話が出来るなんて。 そして、スタッフ達は、チラチラと私を見るんですけど。 私を見るんじゃない! ほら、ジョンさんとかイサさんとか笑ってるじゃん。 クォンさんに至っては真顔だよ? 追い出されるのも時間の問題なんだろうな。 きっと、この子達を入れた人、お説教されるんだろうな。 『はい。ありがとうございました。夕食まで休憩となります。19:00開始を予定してますので、宜しくお願いします』 『いやったー。海入ろうか』 『とりあえずビール』 『日焼けしたっぽい。クールダウンしないと』 それぞれが動き出す。 スタッフは機材を片付け、Heavenは室内に戻ってきた。 『お疲れ様でーす。衣装預かります』 おお、あの子達はスタイリスト班だったんだね。 って事は、テヨンさんの関係者? クォンさんがしっかり見てるよ。 ほら、気をつけて! 女子達がHeavenに群がる。 見ているこっちが恥ずかしくなる程、アピールをしているけど、Heavenはあまり気にしていないっぽい。 振られた話題に返答しているけど、生返事っぽいし。 夜まで何をするか、それをメンバーで話している。 めげない女子達は、しきりに話しかけているけど、相手にしていない。 『ソユンさん』 『なーに?』 『ネックレス可愛いですね』 『ありがとう』 『なんでいつも沢山着けているんですか?』 『好きな人とお揃いだから』 『好きな人?恋人ですか?』 『トユンとかねー』 『そうなんですね。私もソユンさんとお揃いが持ちたいです』
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